朝起きたとき、「なんだか疲れてるな」と感じたことはありませんか?
それでも「まだ大丈夫」と、毎日をこなしていませんか?
そんなあなたにこそ知ってほしいのが、
「セルフケア」というやさしい習慣です。
年齢を重ねた今こそ、自分自身の心と体を見つめ直すタイミングかもしれません。
我慢が習慣になっていませんか?
50代になると、家族のこと、仕事のこと、健康のこと……
気づかないうちに、「自分を後回し」にしている人が多くなります。
体がだるい、気分が晴れない、なんとなくイライラする。
その「なんとなく」を放っておくと、心も体も悲鳴をあげてしまいます。
セルフケアは、特別なことをしなくても始められるんです。
まずは、「自分の今の状態」に気づくことが第一歩になります。
すぐできる!セルフケアの3つの習慣
毎朝5分、「好きな香り」に包まれる
アロマオイル、ハーブティー、洗いたてのタオルでもOK。
心地よい香りは、脳にやさしく働きかけ、気持ちを整えてくれます。
夜、自分に「よくがんばったね」と声をかける
鏡に向かってでも、心の中でも構いません。
「今日もなんとか乗り切ったね」と自分に言ってあげるだけで、自己肯定感が育ちます。
1週間に1つ、「自分の楽しみ」を予定に入れる
読書、散歩、コーヒータイムでもなんでもOK。
自分のための「小さな楽しみ」を予定に入れて、心の栄養にしていきましょう。
セルフケアが家族の笑顔につながった

私自身も、以前は「セルフケアなんてしてるヒマはない」と思っていたひとりでした。
仕事、家庭、将来の不安。いろいろなことを抱えて、心がすり減っていたんです。
ある日、息子と公園で遊んでいたとき、彼が言いました。
「パパ、きょうはたのしそうだね」。
その言葉で、ふと「そうか、最近笑えてなかったんだな」と気づきました。
それからは、毎朝コーヒーを淹れて、ゆっくり飲む時間を作るようにしました。
たった5分の習慣ですが、
「今日も悪くなかった」と思える日が増えていったんです。
〈知って得する〉セルフケアの効果と続けるコツ
セルフケアは、心の安定だけでなく、健康面にも良い影響があります。
ストレス軽減、睡眠の質向上、免疫力アップなどの効果があるとされています。
さらに、セルフケアを続けている人は、
人間関係も円滑になりやすいという研究もあるそうです。
セルフケアを続けるコツ3選
- スケジュールに組み込む(スマホリマインダーも便利)
- 完璧を目指さず「できない日があってもOK」と思う
- 日記やメモに、感じたことや気づきを記録する
自分を大切にすることが、すべての土台
セルフケアとは、
「自分にやさしくする時間を、自分でつくること」です。
年齢を重ねるほどに、誰かのために動く時間は増えていきます。
でもその前に、まずは「自分を満たすこと」が大切なんです。
今日から、あなた自身に「ありがとう」「おつかれさま」と言ってあげてください。
まずは、5分だけ。自分のためのやさしい時間を持ってみませんか?
